国分町でも一番町でもない、柏木にある小さなワインバー「アビアント(wine bar À bientôt)」
気まぐれに紹介したいと思う。
行きつけの店を書くのは少し迷うけれど、遅かれ早かれ見つかる隠れ家だ。先に書いてしまおう
店の基本情報
場所: 仙台市青葉区柏木
ジャンル: ワインバー・ビストロ
席料: 1分25円(1時間あたり1,500円)
スタイル: オーナーソムリエのひとり営業・予約制・少人数向け
🔗 📸 Instagram @winebar_abientot
席料1分25円という料金体系
まず最初に驚くのが、席料が1分25円という仕組みだ
1時間いれば1,500円、2時間なら3,000円。チャージでもカバーチャージでもなく、いた時間の分だけ払う。考えてみれば一番わかりやすい料金で、その分ワインもウイスキーも値段は控えめに抑えてある
長居するならその分だけ払えばいい。だから変に気を遣わずに飲める。
逆に、この明朗さがどうも落ち着かなくて入りづらい、という人もいるかもしれない
ひとりでふらっと入って、グラスを2、3杯傾けて帰る。そういう使い方がちょうど収まる店だ
毎週入れ替わるワインリスト
メニューを固定しないのが、アビアントの大きな特徴だ
料理はオーナーソムリエの仕入れと気分で毎月少しずつ変わる。ワインに至っては、銘柄が1週間単位で入れ替わる。定番ボトルを置かないから、試飲がてら少しずつ飲み歩く感覚で通える。今日は何があるか、という楽しみが生まれる店だ。
グラスではめったにお目にかかれない高級ワインやシャンパンが、ふらっと登場することもある。それをグラス価格で飲めるのは、小さな店ならではの動きの速さだと思う。常連が増えるのも、こういう偶然の出会いがあるからだろう。

2つの温度帯のセラーと、酸化させない注ぎ方
小さい店だけれど、ワインの扱いは丁寧だ。
セラーは9℃と15℃の2つの温度帯に分かれていて、白も赤もそれぞれの適温で出てくる。温度が1〜2℃違うだけで、同じワインでも印象はけっこう変わる。
コルクを抜かずに注げる仕組みも入れている。ボトルに細い針を刺して中身を押し出す方式で、開けたあとも酸化しにくい。グラスで出す店としては理にかなっているし、細かいところまで手を抜いていないのが分かる。
グラスも地味にいい。ビールのグラスでさえ、薄口のちゃんとしたやつだったりする。
落ち着いた大人の空間
客層は年齢層が高め。大きな声で盛り上がるタイプの店ではなく、自分のペースで飲む人が集まる。Googleの口コミ評価が高いのも、たぶんこの空気のおかげだと思う。
オーナーがひとりで切り盛りしているので、大人数での来店は断られる。初めてなら予約を入れてから行くのがいい。最初はビストロコースがおすすめだ。料理の仕上がりもしっかりしているので、ワインと合わせて楽しめる。



いつか混んで予約が取りにくくなる前に、一度行ってみてほしい

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